みなさまと共に歩んで半世紀

お知らせ

 

2・24県民投票では「埋立反対」に「○」を!

 

 きたる2月24日(日)の辺野古埋立の賛否を問う県民投票実施にあたり、当事務所から訴えをさせていただきます。


辺野古新基地建設は反対!

 私たちは、次の理由で辺野古の新基地建設に断固として反対します。
① 沖縄の基地負担軽減につながらないどころか、さらなる軍事要塞化を招きます
 辺野古新基地は耐用年数100年とも200年とも言われ、また普天間基地になかった桟橋や弾薬の積み下ろし機能などが加わります。沖縄に米軍基地ができてからもう74年、それにもかかわらず、将来にわたって米軍基地を固定化しようとするものです。辺野古に新基地をつくれば、オスプレイが沖縄の空を自由に飛び回ることは変わらないでしょうし、米軍による事件、事故をなくすことにはつながりません。

② 沖縄と日本、東アジアの平和の実現に逆行するものです
 話し合いによる朝鮮半島の平和実現への努力が続けられています。ここにみられるとおり、軍事力による威嚇で平和を実現することはできず、軍拡競争を招くだけです。また、一歩譲って、一定の軍事力による抑止が必要だという立場にたっても、少なくとも「殴り込み部隊」である海兵隊の輸送機オスプレイのための航空基地は、「わが国の安全」のためにもまったく不必要なものです。

③ 貴重な辺野古、大浦湾の自然環境を破壊し、沖縄の宝を失います
 辺野古・大浦湾周辺は、絶滅が危惧されている沖縄ジュゴンの餌場である海草藻場が広がっています。また、この海域で確認された生物種は5800種以上にもなり、世界遺産の知床や屋久島よりも豊かな生物多様性が維持されています。生物多様性は、私たちが将来に残していかねばならない地球の財産であり、沖縄の発展のための貴重な資源でもあります。辺野古埋立は、貴重な自然を永遠に失わせるものです。


普天間基地は即時撤去を!

 県民投票を妨害した政権与党は、「普天間の危険性除去がとりあげられてない」といちゃもんをつけました。しかし、普天間基地が航空基地として欠陥があることは政府も認めざるを得ないことですし、そもそも沖縄戦により不法に取り上げられた土地なのですから、市民の安全と財産を守るために無条件で返還しなければなりません。「辺野古ができなければ普天間固定化」という人たちこそ、市民のいのちと権利をもてあそぶものです。


新基地建設は止められる!

 政府は強圧的に新基地建設を進めようとしていますが、実は困難に直面しています。もともと埋立そのものは5年で完成との計画でしたが、2013年12月の仲井眞元知事の埋立承認から5年以上経っても、県民のたたかいによって事業は進展していません。土砂投入が始まりましたが、それでも現時点では予定(2100万㎥、ダンプ350万台分)の0.02%しか投入できていません。さらには、大浦湾側の軟弱地盤が判明し、海面下90mという経験したことのない深い地盤での改良工事に直面しています。新たに必要な砂杭は7万6000本にも及ぶとされ、仮に工事が進められるとしてもそれだけで5年近くさらに要すると予測されています。
 もともと、地元住民の支持なくして外国軍隊が安定的に駐留することはできません。米軍さえも、フィリピンをはじめ多くの国で基地を閉鎖してきました。この沖縄でも、沖縄県民のたたかいが、不可能とも思われていた日本復帰を実現し、普天間基地の返還を言明させるに至ったのです。そして、辺野古新基地は96年以降22年にわたってその実現を阻止してきました。まさに、県民の声を受けた「現実的な選択」は、辺野古を断念すること以外にありません。


県民の力で平和を実現しよう!

 県民投票は、これまで沖縄県民が示してきた民意を、さらに決定的に大きな力を結集して示すまたとない機会です。もちろん、県民投票で多数の民意が示されたからといって、安倍政権が簡単に辺野古をあきらめるわけはありません。しかし、このような民衆のたたかいが、必ず歴史を変えていくことは、沖縄の戦後の歴史が明らかにしていますし、お隣の韓国でも民衆が政権を変えていきました。県民投票の成功で、国民の間での理解を広め、政権を追い詰めていきましょう。

 

 みんなで「辺野古埋立『反対』」に”○”を!


 マキテェーナイビランドー チバラナヤーサイ!


                                         2019年2月
                                            沖縄合同法律事務所所員一同

2019年02月13日(水)

年末年始休業のお知らせ

 

当事務所は、下記の期間を年末年始休業日とさせていただきます。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、予めご了承くださいますようお願いいたします。

              記

2018年12月28日(金)~2019年1月6日(日)

2018年12月27日(木)

過労死等防止対策推進シンポジウムのご案内

 

 近年、働き過ぎやパワーハラスメント等の労働問題によって多くの方の尊い命や心身の健康が損なわれ深刻な社会問題となっています。

 本シンポジウムでは有識者や過労死をされた方のご遺族にもご登壇をいただき、過労死等の現状や課題、防止対策について探ります。

 

過労死等防止対策推進シンポジウム

プログラム

[沖縄労働局から現状の報告]

[過労死等防止対策推進全国センターより報告]

[講演]「健康な職場をつくるために」講師:弁護士 川人博

[過労死等を考える家族の会より体験談発表]高橋幸美さん

日時:2018年12月4日(火)15:00~17:00(受付14:30~)

場所:沖縄産業支援センター(那覇市字小禄1831-1)

主催:厚生労働省 後援:沖縄県

協力:過労死等防止対策推進全国センター、全国過労死を考える家族の会、過労死弁護団全国連絡会議

過労死_沖縄_ページ_1過労死_沖縄_ページ_2

 

2018年10月11日(木)

「働くもののいのちと健康を守る沖縄センター」が結成されました

 

 2018年4月27日、労働者のいのちと健康を守るため、労働組合・医療・法務・教育の専門家が一体となって問題解決にあたることを目的とした組織「働くもののいのちと健康を守る沖縄センター」結成されました。

 

 沖縄合同法律事務所も会員となっており、弁護士喜多自然が幹事を務めています。

 当事務所としても、過労死の防止を始めとして、働くもののいのちと健康を守る取組みにも力を入れていきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

いの健沖縄News vol.1(発行日180618)2-1

いの健沖縄News vol.1(発行日180618)2-2

 

関連リンク 働くもののいのちと健康を守る全国センター

http://www.inoken.gr.jp/index.htm

2018年07月12日(木)

「辺野古」県民投票を実現させる署名について

 

 『「辺野古」県民投票の会』において、2018年5月23日から同年7月23日までの期間で、

「辺野古米軍基地建設ための埋立ての賛否を問う県民投票条例の制定を求める沖縄県条例制定請求者署名」

の署名を集める取り組みが行われています。

 詳しくは「辺野古」県民投票の会のサイト( https://henokokenmintohyo.okinawa/ )をご覧ください。

 当事務所でも、「署名スポット」となって、同署名活動に取り組んでいますので、署名がまだの方はぜひ当事務所にお立ち寄りください。

 

県民投票1県民投票2

2018年06月18日(月)

2018憲法講演会のご案内

 

『2018 憲法講演会-命を守る9条の希望-』のご案内です。

 今年も5月3日に、憲法講演会(主催:沖縄県憲法普及協議会、沖縄人権協会、日本科学者会議沖縄支部)

が開催されます。講演の内容は下記のとおりです(詳細はチラシをご覧ください)。

 今年は会場が宜野湾市民会館となっておりますので、ご注意ください。

 

『2018 憲法講演会-命を守る9条の希望-』

日時 2018年5月3日午後1時30分

会場 宜野湾市民会館大ホール(宜野湾市役所となり、宜野湾市野嵩1-1-2)

   ※駐車場には限りがあります。バス・タクシーをご利用ください。

1 【講演】私たちの憲法を考える~憲法キホンの「キ」から"改憲"問題まで~

  伊藤真(弁護士)

2 模擬憲法カフェ~憲法カフェへようこそ~

  話し手:林千賀子(弁護士)

3 「島の未来は市民が決める」~石垣島の自衛隊配備問題~

  話し手:藤井幸子(いしがき女性9条の会事務局長、石垣島への自衛隊配備を止める

 

入場料 一般700円、学生・障がいがある方500円、高校生以下無料

主催:沖縄県憲法普及協議会、沖縄人権協会、日本科学者会議沖縄支部

連絡先:098-854-3381または098-917-1088(沖縄県憲法普及協議会)

 

2018憲法講演会 2018憲法講演会裏面 

2018年04月16日(月)

国頭村での森林伐採に対する抗議声明

 

 

 当事務所の弁護士喜多と赤嶺が共同代表を、弁護士下地が事務局長を務めるやんばるDONぐり~ずは、2018年4月3日に、県内外の環境保護団体・個人とともに、国頭村内で行われている森林伐採について抗議声明を発表し、次の宛先に抗議声明を発送しました。

〇送付先

・国頭村長 ・国頭村議会議長 ・国頭村森林組合代表理事組合長 ・沖縄県知事

・環境省環境大臣 ・林野庁長官 ・那覇自然環境事務所 ・沖縄森林管理署 ・沖縄県議会

・大宜味村長 ・大宜味村議会 ・東村長 ・東村議会

 

 抗議声明の本文を下記に貼り付けます。

抗議声明

抗議声明の趣旨

 我々は,国頭村有地において現在進行中の伐採に対して抗議の意思を表明するとともに,下記のとおり緊急に提言する。

1 国頭村有地において現在進行中の伐採を直ちに中止すること

2 今後やんばるの森林の伐採を行わず保全・保護のためのあらゆる方策をとること

抗議声明の理由

1 環境省及び沖縄県は,やんばる地域の世界遺産登録を目指す立場を明確にしている。環境省は,2016年9月15日,国内33箇所目の国立公園として,沖縄島北部地域を「やんばる国立公園」として新たに指定した。これは世界遺産登録をにらんでのことだという。

 また,政府は,2017年2月2日までに,「奄美大島,徳之島,沖縄島北部および西表島」の世界遺産登録への正式推薦書をユネスコ本部に提出した。

2 他方,国頭村内では,現在,下記の3か所において伐採が行われている。その伐採は,皆伐という,草木を全て伐採して山を丸裸にする方法を採っている。

①字楚洲・我地原811-2 1.72ha

②字宜名真・吉波山1284-1 2.68ha

③字宇良・与俣原317-15 約0.58ha

 このうち②字宜名真の伐採地は,国立公園の第3種特別地域(1.38ha)が含まれている。国立公園内において1.38haという広範囲が皆伐されているという事実は,国立公園の指定が,やんばるの自然保護に十分な有効性を発揮していないことを示している。

3 やんばるは,世界自然遺産登録条件のうち、「生態系」及び「生物多様性」の項目に該当する可能性があるとされている。

 しかし,皆伐が行われ続けると,上記登録基準に非該当とされ,登録が困難になることは明らかである。

4 やんばる地域の世界自然遺産登録を目指している環境省,沖縄県及び国頭村が,このような事態を容認・放置するのは,行政として矛盾した対応である。

 世界遺産登録は,やんばるに世界的な注目を集め,集合知をもってその発展を模索する契機となりうる。持続可能性を無視して自然を利用し続けること及び人間が生活して富を得るための代償であるならばやむを得ないという態度を再考し,国頭三村が森林の保全・保護と経済的自立を両立する機会として利用すべきである。

 我々は,環境省,沖縄県及び国頭村に対し,世界遺産登録という方向性に沿い,やんばるの自然をこれ以上破壊せず,保全・保護する方策を採るよう提言する。

 

国頭村宜名真の伐採地

2017.11.12 伐採地(楚洲)

 

国頭村楚洲の伐採地

2017.11.12 伐採地(宜名真)

 

やんばるDONぐり~ずホームページ

https://yanbarudonguri.localinfo.jp/

2018年04月16日(月)

横田達弁護士 独立開業のご報告

 

2002年10月から当事務所で執務してきました横田達弁護士が、2018年4月から独立開業する運びとなりました。

横田弁護士の新しい連絡先は下記のとおりです。

 

〒900-0025 那覇市壺川3-4-11

TEL098-996-1085

FAX098-996-1086

弁護士 横 田   達
 

2018年04月04日(水)

年末年始休業のお知らせ

 

 当事務所は、下記の期間を年末年始休業日とさせていただきます。

 皆様にはご不便をおかけいたしますが、予めご了承くださいますようお願いいたします。

2017年12月28日(木)~2017年1月4日(木)

2017年12月27日(水)

旧盆休みのお知らせ

 

当事務所は、旧盆(ウークイ)の2017年9月5日(火)を休業日とさせていただきます。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、予めご了承くださいますようお願いいたします。

2017年09月01日(金)